◇◇◇ 東北支部 会員便り ◇◇◇

みちのく “絆” 通信 No3


  猪股 潔
< 中途入社 ・ 早期退職 >
ヤマハには28歳から55歳まで勤務させて頂きました。
偶然見つけた中途採用募集の広告が、従来から好きだった楽器と仕事を結び付けてくれました。
小学校の 器楽クラブ に始まり中高は ブラスバンド、大学では フォークソング で音楽と繋がっていました。
再びの偶然でしたが、東京勤務の頃に何気なくつけたテレビで、森の中で演奏する コカリナ の音色を聞きました。
興味を持ち、早速取り寄せたのが始まりで、やがて早期退職をして コカリナ 製作者の道へ入ることになりました。
たまたま見つけた新聞広告 ・ テレビの番組が人生を大きく変えたことに感慨深いものがあります。
ヤマハで学んだ需要創造活動の考え方は今の仕事で大変役立っています。
 
知名度のない楽器ですので、お声がかかればどこへでも行って演奏し、魅力を知ってもらうように心がけています。
 
今年(2012年)1月17日には 日本コカリナ合奏団 の一員として、ウィーン楽友協会の 黄金の間 でのコンサートにも参加
出来ました。人生の大切な思い出です。
これからも小さな木の笛 『 コカリナ 』 の普及啓蒙に努めながら製作に励み、音楽を生涯楽しんでいきたいと思っています。



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2012.6.17 新規作成 HP編集 長尾