◇◇◇ 東北支部 会員便り ◇◇◇

みちのく 『絆』 通信
2012年1月号


 
   荒川健秀   
< 最近の体験から感じる事 >
未曽有の震災に見舞われた東日本は、今復興に向かって一生懸命に頑張っているところです。
力強い再起のエネルギーをもって企業を立ち上げようとしているところ、
村ごと移住しながらも自治体としての絆を作り上げ、その機能を何とか発揮しようとしているところ、
親を亡くしながらも自分の将来を切り開こうと自立の道に歩む子供たち …
熊本県人吉市では市民にボランティアを公募し、7週間に亘り第7陣まで組織し、南相馬市に支援に来られ、
終了したばかりです。
私ども荒川ファミリーも参加し、演奏で支援させてもらいましたが、人吉市長らも一員として参加され、楽しく語り、
励まされていた様子に心打たれました。
 
このような全国からの支援ボランティアとしてのご努力を見聞きする時、
人間の生きる事の 逞しさ・強さの 凄まじいまでのエネルギーと、またその触れ合いの中に見る 人の優しさ・思いやり・絆・愛を
強く感じずにはいられません。
 
私たちはそれらをこれまで日常の生活の中で体験していたにも拘らず、あまり感じずにいたことを恥じ、
多くを失って初めて感じ入る自分自身の愚かさをも知らされています。




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2012.1.25 新規作成 HP編集 長尾